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ギリシャ危機:3月8日にCAC適用、CDS決済となるか?ヘッジファンドは債務交換に参加するのか?

ギリシャ危機:3月8日にCAC適用、CDS決済となるか?ヘッジファンドは債務交換に参加するのか?




市場は膠着状態です。そして、ギリシャ危機は今も続いています。
ギリシャ債務交換が集団行動条項(CAC)適用となるか否かは、今週8日に決まります。



ギリシャのベニゼロス財務相は5日、同国は約1000億ユーロ(約10兆8000億円)規模の債務減免につながる債券交換の提案に保有者が応じると考えているとした上で、必要ならば集団行動条項(CAC)を発動して参加を強要する用意があると言明した。

債務危機の収束に向け、ギリシャ債交換はまず越えなければならないハードル。
債務交換の成否はどの程度の投資家が期限の8日までにこれに応じるかにかかっている。


「対GDP120%の赤字目標については、現実的、かつ達成可能」
「債務交換後は第3次救済が不要」
「債務交換への参加率については、90%を超えるだろう」

ギリシャ財務相 ベニゼロス


嘘も方便。嘘でも楽観的な見通しを立てなければ市場が崩れます。
本当に救済不要ならば、ここまでこじれなかったはずです。


国際金融協会(IIF)の運営委員会メンバー

⇒交換に応じる銀行
■ギリシャ・ナショナル銀行
■BNPパリバ
■コメルツ銀行
■ドイツ銀行 ほか

⇒交換に応じない銀行
■バーデン・ビュルテンベルク州立銀行



集団行動条項(CAC)の行使を準備している
「この条項は法的なプロセスに存在し、我々は必要ならば発動する用意がある
「ほぼ全員が参加すればCACを発動する必要はない」
今週は決定的な週だ



「市場が今注目するのは、CAC発動が信用事由になるかどうかだ」
「市場の共通認識はCACが発動されればそれは信用事由だというものだ」
ISDAもこれが発生した後にしか判断できない

ドイツ銀行 欧州債券戦略責任者 モヒト・クマール


上の発言から、ISDAは骨抜きの機関であることが分かります。
「CDS決済はないと思っていたが、CACの発動は想定外だった」
とでも言うつもりか?


参加率が75─90%となった場合、ギリシャ政府はCACの適応を含む対応措置について欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)と協議を行う

75%の参加基準が債務再編を進める最低基準としており、それを下回った場合は集団行動条項(CAC)が発動され、ギリシャはクレジットイベント(信用事由)となる。

CAC発動に必要な3分の2以上の参加に届かない可能性についても考慮する必要があるかもしれない。

最終的には債務交換が完了した時点でCDSの支払いが発生するとみられている。

ギリシャ債務交換、主要債権者が参加表明 財務相も参加呼びかけ | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK074923020120305
ギリシャ:集団行動条項発動辞さず、交換は最善の案-財務相 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0F4646JTSE901.html
ギリシャ10年債、額面の20%割れ-集団行動条項の発動を警戒 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M07MZ96JTSE801.html
欧米為替見通し:ギリシャの債務交換は低調、期限は今週8日(フィスコ) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120305-00934024-fisf-market


債務交換の合意期限は8日と決められました。
ここで民間債権者がどれくらいの割合で合意するか。
合意が90%を超えればCACの発動回避となりますが、果たして超えられるのか?





 IIFはギリシャの債務2060億ユーロのうち運営委員会の構成メンバーが保有する額について明らかにしていないが、最新の開示情報に基づくロイターの試算ではおよそ450億ユーロとみられる。

 業界関係者によると、民間保有のギリシャ国債のうち約4分の1はヘッジファンドが保有しているもよう。これらのファンドは債務交換への参加の意向を明らかにしておらず、期限ぎりぎりまで決定を保留する可能性があるとの見方も出ている。
 
 


運営委員会のメンバーですらも、一部交換に応じていない
ことに加え、
債権者の4分の1を占めるヘッジファンドは、債務交換への意向すら明らかにしていません。
この時点で、90%はおろか75%ですらも厳しいのではないかと思われます。

当然です。ヘッジファンドは、CDSの決済を求めています。

CDSの決済がないことが確実になれば、債券市場が崩壊します。
仮に4分の1が結託して債務交換への参加を拒否すれば、
CAC発動となり信用事由となります。


しかし8日の合意期限を過ぎても、なお難癖をつけるかもしれません。

「ギリシャ債権者は全て自発的な債務交換に応じている=ドイツ紙」
「ギリシャ:集団行動条項が適用されても、なおCDS決済は発生しない-財務相」
「ISDA、ギリシャ債務交換を強制する集団行動条項の見直し検討-CDS決済回避で」

といったような無茶苦茶な見出しのニュースが出てくる可能性があります。





結局のところ、ギリシャ危機の本質は最後まで一貫しています。

CAC=CDS これです。


CDSの残高が減っているという噂も立ったものの、
裏で飛ばしを大量に行っている可能性の方が高いと考えています。

いずれにせよ、CDS決済を必死に避けようとしていることだけは確実です。


今流れている欧州関連のどんなニュースも、究極的には
これらの事実をどう誤魔化すかに腐心しているに過ぎないということです。


3月8日まであと2日。欧州に残された時間は刻一刻と短くなってきています。

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ギリシャを突いても何もでらんじゃろう、粗の出るだけだろう。もう1米$=0.0003$とばれたし・・・
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